あとがき



作者のセイクリッドです。

まず最初に・・・あとがきなんて初めて書くし、何か苦手かもしれません。
なので、意味のわからない事ばかり書いているかもしれません。
もしそれで良ければ、ほんの少しだけお付き合い下さいませ・・・

長く続いた「恋愛のカタチ」、ついに完結致しました。
如何でしたでしょうか?
恋愛物にしては、少し珍しい形で終わっているかもしれません。
それが良い終わり方、悪い終わり方かは別として・・・

作者がずっと書きたかった主人公の成長・・・
この作品を書く当初から思い描いていたものが書けて満足です。

まだ主人公も当時は若いっていうのもありますが、
恋人といっても所詮赤の他人。考えも価値観もまったく違います。
なので自分の理想と違えばイライラもするし、それが衝突になったりもします。
でも、それを乗り越えた先に、相手の事をよく理解し、そして自分を理解してもらう。
それが出来てこそ、本当の恋人になれるんじゃないでしょうか。
主人公は綾音とはそれが出来なかったけど、後になってそれに気付きました。
人は誰でも失敗もしますし、でもその失敗を反省して良くなれる。
でも自分は何も悪くないって考え方じゃ、ずっと同じ失敗を繰り返すだけです。
そういう成長、うまく書けたかわかりませんが・・・

しかし・・・改めて全話読み直してみると・・・
サブタイトルのセンスが無さ過ぎる(笑)
作品自体のタイトルを決めるのも大分悩みましたし、自分はタイトルを決めるというのが苦手みたいで・・・
でも49話と最終話だけは、本当にしっくり来るような物を付けたくて悩んだ結果・・・
私が好きな曲から使わせて頂きました。本当に良い曲なので、機会があれば是非。

タイトル以外にも至らない点はたくさんありますけどね(笑)
あと時間的な都合で書ききれなかった部分もたくさんあります。
もうちょっと主人公のオタ部分や、綾音のラブラブ時代を書きたかったなぁ・・・
それも機会があれば書き足したいですね。

さて、それでは最後になりましたが、
ここまでお付き合いして下さいまして、本当にありがとうございました。
私のこんな小説を読んで下さった方、面白いと言って下さった方、評価して下さった方、本当にありがとうございました。
途中何度も投げ出そうかと考えましたが、色々な方に支えられ、何とか完結出来ました。

これにて「叶野彰」の恋愛のカタチは終わりを迎えましたが、
これからも色んなカタチの恋愛物を書いていきたいと思います。

相変わらず遅筆ですが、これからもよろしくお願い致します。



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